快適な燃焼と焚き火本来の美しさを追究。
薪ストーブ一筋35年の研鑽が生み出したエアフロー設計
ファイヤーサイド焚火台は、天へと昇る幻想的な炎をモチーフにした現代版の「篝火(かがり火)」です。
人が火を手に入れて以来、原初的な庭火(焚き火)から発展して、籠城の容器にたきぎを入れて燃やすようになったのが篝火でした。
篝火は夜間の警護や漁猟の照明など、古代以来広く人々の暮らしに役立ってきました。
現代では考えられない漆黒の闇の中で、人々が火に見た美しさや安心感。古来からの寝ずの番のように見守り、
現代の私たちに寄り添う暖かで美しい焚き火が作りたい。
そんな想いが込められたファイヤーサイド焚火台は、空気の流れを設計することで、裸火本来の美しさを損なうことなく、
中心に向かって立ち上る美しい炎を表現。
気持ちが安らぐような暖かさが長く続く、快適な燃焼を実現しています。
コンスタントに機嫌良く燃える設計となっており、焚き火初心者からベテランまで、幅広くお薦めできる焚火台となっています。
■焚き火本来の美しさを守りつつ空気をほどよく制御
・炉の底面から入った空気は、ロストルに設けられた複数の空気穴を通って炉の全体に行き渡ります。
空気穴は側面に沿って6箇所、中央部に3箇所配置され、計算された穴サイズにより、満遍なく、かつ「ほどよく」空気が供給される仕組みです。
この 「ほどよく」というのが薪の燃焼には大切です。
人工的に操られたバーナーのような炎にならないよう、空気をほどよく制御して「燃えすぎない」状態を作ることで、
焚き火本来の美しさを守り、大切な燃料である薪の保ちを良くします。
加えて、防風板と炉の間に設けられた隙間、防風板自体に開けられた吸気口、およびロゴ意匠を兼ねたベンディングにより、
空気の取入れ口は30箇所以上にものぼります。
これにより適量の空気が入り続けることで鎮火しにくい状態を作り、「何度も火をつけ直す」というストレスも回避できます。
■煙の少ないクリーンな焚き火。完全燃焼で燃え残りも少ない
・全体に空気が回ることにより不完全燃焼ガスが少なく、煙の出にくさにも配慮されています。
空気が満遍なく渡るため、燃焼の最後の行程では、キラキラと宝石のように煌めく熾火の様子が見られます。
完全燃焼することで、燃え残りが少ないのも特徴の1つです。
■防風板とフロアプレートが装備され安全性に配慮
・収納時に蓋になるパーツがフロアプレートの役割も担います。熱から大地を守るシールドとなり、設置する場所を選びません。
また、風の影響を軽減するため、防風板を高さ10センチに設定。炉内の燃焼環境を守り、あらゆる場面でストレスのない焚き火が楽しめます。
■一品一品に「へら絞り職人」の技と魂がこもる
・収納容器を兼ねる炉とフロアプレートは、新潟県燕市の職人による「へら絞り」で、一品一品手をかけて製造されています。
金属と対話しながら伸ばすことで板にストレスを与えることなく地が締まって強くなり、なめらかな手触りが生まれます。
細部を観察すれば見えてくる、筋状に入る繊細な模様がへら絞りの証です。
炉はフライパンなどの調理器具にも使われる、2ミリ厚のステンレスを使用し、強度を高めています。
細部まで妥協することなく丹念に仕上げることで、強靭で唯一無二の焚火台に仕上げました。
■コンパクトに収納&持ち運びに便利な丸型バッグ付き
・炉、脚、ロストルなど13のパーツからなり、特別な道具や技術を使うことなく短時間で組み立てが行えます。
全てのパーツは、直径30cmの丸型容器の中にコンパクトに収まります。
・付属の丸型バッグは、持ち手に加えショルダー掛けできるストラップ付き。バッグも入れた重量は4.7kgと女性でも無理なく運べる重さです。
団らんの場に
焚き火を中心に居心地の良い空間をつくれば、そこに自然と人が集まり、団らんが生まれます。
ファイヤーサイド焚火台は、ソロで、ふたりで、仲間で、360°囲める普遍的なデザインです。
火のもたらす暖かさと一緒に、かけがえのない時をお過ごしください。
■仕様
サイズ |
285×285×H330mm (展開時)、直径300×H90mm(収納時) |
重量 |
4.7kg |
材質 |
本体/ステンレス ロストル/鉄 |
付属品 |
収納バッグ |
製造国 |
日本製 |
販売元
ファイヤーサイド株式会社