新幹線開通でグッと近くなった石川県、、
日本海側で最も突出面積が大きい半島
石川県の能登半島には500年以上の伝統を
誇るこだわりの「しお」があるのをご存知でしょうか!
海水を塩田まで揚げることから「揚げ浜式」と呼ばれるこの製塩法は、 揚げられた海水は浜士(製塩技術者)によって細かい砂を敷き詰めた 塩田に霧状にまかれます。
太陽の力で乾燥させ、塩分を含んだ砂を集め、 さらに海水をかけて塩分濃度の高い「かん水」を集め、釜で煮詰めて塩の結晶を取り出します。
受け継がれてきた技術によって揚げ浜塩は
手間ひまかけて製塩されています。
この製塩法が行われているのは、唯一、石川県能登半島だけで、
揚げ浜塩は希少な塩なのです。
能登の揚浜式製塩技術は、平成20年3月13日に国の
重要無形民俗文化財に指定されました。
奥能登揚げ浜塩田しおは塩分バランスに優れた揚げ浜塩は
旨味があり、「どんなお料理」に使用しても、旨みを最大限に引き出し、
お料理の質が上がります。
能登の海は、沖合で暖流と寒流がぶつかっていて
プランクトンが豊富で栄養豊かな海です。
大きな川による水質汚濁もなく、国内でも
有数のピュアな海水として知られています。
ここで作られる塩は多様なミネラルを含み、
私たちの心に響く美味しさをもたらしてくれます。